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本を読み返さないための読書メモの作り方

読書中の本

この記事は、以下のような方に本を読み返さないための読書メモの作成方法を説明します。

  • 本から得た知識を生活や仕事に役立てたい方
  • 本を読んでも内容をすぐ忘れてしまう方

皆さんは、最近読んだ本の内容を覚えていますか?

大半の人は本を読んでも時間が経てばその内容をほとんど忘れてしまいます。

私もそのうちの一人です。

ただ、忘れたからといって、もう一度すべてを読み返すのも時間がもったいないですよね。

そのため、本を読み返さなくても良いような読書メモを作ることが重要になります。

以下では、私が実践している読書メモの作り方を紹介します。

読書メモを作るメリット

読書は、お金を払って本を買い、それを読むことで筆者の成功体験を短時間で吸収し、仕事や生活に役立たせる活動です。

そういう意味で、読書は自分への投資活動と言えるでしょう。

投資活動は、費用対効果を求めるもの。

なるべく時間をかけずに効率的に多くの知識を吸収することを意識しなければなりません。

内容を忘れても本を読み返す必要がない読書メモを作ることで、読書の費用対効果を高めていきましょう。

読書メモの作り方

本とコーヒーカップ

では、読書メモの作り方を解説していきます。

私の場合は、次の4つの項目で読書メモを作っています。

 ①メモ
 ②定義
 ③引用
 ④To Do

①メモ

本を読んで自分にとって重要だと思う内容をメモするための項目になります。

では、どういった内容が重要なのでしょうか?

読書は、本から学んだことを実践して初めて読書の目的が達成されます。

つまり、読書は、

 ・インプット(本の内容を理解し、知識を吸収すること)
 ・アウトプット(インプットしたことを現実世界で実践すること)

がセットであるべきと考えます。

実践を伴わない読書は、娯楽の時間とそれほど変わりません。

そのため、仕事や生活に取り入れていこうと思うものが、自分にとって最も重要な内容になります。

本から重要な内容を抽出するためのポイントは、本の内容を読む前にまず、「まえがき」、「あとがき」そして「目次」を読んで、その本にどんな内容が書かれているかを把握した上で、この本から吸収したいと思うことをイメージしておくことです。

②定義

本の中で紹介されている用語とその定義をメモするための項目になります。

用語には、一般的に使われている用語と筆者の造語の場合があります。

①のメモを読み返した時に分からない用語があると、もう一度本を読み返さなければなりません。

それを防止するために、①のメモの中に知らなかった用語があれば、その定義をメモしておきましょう。

③引用

本の中で紹介されている外部メディア(書籍やWebサイト)をメモするための項目です。

本の中で紹介されている外部メディアのうち、本を読んだ後にチェックしておこうと思ったものをメモしておきます。

また、私の場合は、本の中で紹介されている著名人の言葉のうち、心に残ったものも残すようにしています。

気になった科学的結論の元になった実験の内容などもここに残しておくと、後で役に立つかもしれません。

④To Do

本を読んで仕事や生活の中で自分がすぐに実践しようと思うものをメモするための項目です。

この項目は他の項目と違い、読書後に①〜③を見返して記載します。

①〜③の中から、これはぜひ実践しようと思うものを列挙しておきます。

実践することが読書の目的なので、この項目が一つ以上挙がれば、その読書は成功と言えるでしょう。

補足

以上が私の読書メモの作り方ですが、最後に一点補足です。

本を読むときのポイントとして、①〜③の項目に対応するマーカーの色を決めておくと良いです。

本を読む中で該当する内容があれば、対応する色で線を引いておき、本を読んだ後に読書メモをまとめることも可能です。

この方法なら、その都度メモをとる必要がないので、リラックスした体勢で本を読むことが可能です。

まとめ

・読書は、自己投資。本を読み返さないための読書メモを作ることで費用対効果をアップさせる。
・読書は、インプットとアウトプットがセット。実践することを抽出することが重要。
・読書メモの項目とマーカーの色を対応させておくと便利。

私が実践している本を読み返さないための読書メモの作成方法を紹介させていただきました。

皆さんの読書メモを作る参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
トモヤ
副業が趣味になってしまったサラリーマンが趣味を語るブログ。 『Web制作』と『ブログ運営』に取り組んでいます。 【経歴】大阪大学大学院工学研究科卒業→某インフラ会社勤務→会社依存の生活を変えるため副業開始