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忙しいビジネスマン必見!アウトプット中心の効率的な資格勉強法

勉強している人

この記事では、以下のような方に私が実践している効率的な勉強法を紹介します。

  • 平日忙しくて勉強時間をなかなか確保できない方
  • なるべく効率的に勉強したい方

ビジネスマンの勉強時間は、学生の頃と比べるととても限られています。

そのため、ビジネスマンが資格の取得を目指す場合、その限られた時間でいかに効率良く勉強するかが重要になります。

以下では、私が実践しているアウトプット中心の効率的な勉強法を解説していきます。

アウトプット中心の勉強法のメリット

忙しいビジネスマンがプライベートの時間を使って資格の取得を目指す場合、学生の頃のような勉強法では通用しません。

それは、学生の頃と比べ、日々の勉強時間を十分確保できないからです。

多くの人は、学生時代に新しいことを学ぶ場合、①参考書の内容を理解する、②問題を解くという①→②のインプット中心のアプローチをとっていたのではないでしょうか?

しかし、忙しいビジネスマンが資格取得のための勉強をする場合は、②→①のアウトプット中心のアプローチのアウトプット中心のアプローチの方がより効率的になります。

それぞれのアプローチのメリットとデメリットを見てみると、それがなぜか分かると思います。

各アプローチのメリット/デメリット

 メリットデメリット
インプット中心
のアプローチ
すべての範囲を網羅的に勉強できる時間がかかる
アウトプット中心の
アプローチ
・よく出る問題を中心に効率的に勉強できる
・長期記憶に残りやすい
学習範囲にムラができる

メリット①:よく出る問題を中心に効率的に勉強できる

アウトプット中心のアプローチは問題から入るのでよく出る問題を中心に効率的に勉強できるというメリットがある一方、学習範囲にムラができるというデメリットがあります。

大学入試などは他の受験者よりも高い正答率を求められますが、資格試験は合格基準を決めて合格基準を満たす受験者をすべて合格させます。

そして、その合格基準は、よく出題される基礎的な事項をしっかり勉強しておけば合額できるように設定されている資格がほとんどです。

なので、資格取得のための勉強においては、学習範囲にムラができてもそれほど問題にはならず、それよりも、よく出る問題を確実に正解する方が重要なのです。

そのため、取得資格のための勉強法としては、よく出る問題を効率的に勉強できるアウトプット中心のアプローチが適しています。

メリット②:長期記憶に残りやすい

また、アウトプット中心の勉強法には、長期記憶に残りやすいというメリットがあります。

人間の脳は、インプットした情報を「海馬(かいば)」といわれるところで短期保存しています。

そして、その情報を何度も使うことで、長期記憶を司る「側頭葉(そくとうよう)」というところに移動します。

忙しいビジネスマンの場合、土日のまとまった時間に勉強し、次に勉強できるのは来週の土日という人が多いと思います。あるいは、次の週は予定が入っているから、再来週という人もいるでしょう。

こうやって、勉強の間隔が空くと、インプットして短期記憶された情報の多くは、長期記憶されることなく忘れ去れられてしまうことになります。

みなさんもいざ勉強をしようと思ったら、先週勉強したことをほとんど覚えていなかったという経験があるのではないでしょうか?

そのため、特に忙しいビジネスマンが同じ勉強時間でより長期記憶に残すためには、インプットした情報を何度も使うアウトプット中心の勉強法が適しているのです。

以上の話から、アウトプット中心の勉強アプローチは、まさにビジネスマンの資格の取得に適した勉強法と言えるということが分かっていただけたと思います。

私が実践している勉強法の紹介

ノートと鉛筆

以下では、私が実践している勉強法を紹介します。

手順は以下のとおりです。

 ①過去問を見る
 ②参考書から、問題の内容が書かれている部分を探す
 ③過去問を解くために必要な情報を参考書からノートに書きだす
 ④解答を見る

③のポイントは、ノートに書き出すものを最低限のものにすることです。

私の場合は、まず参考書のページ番号とその内容に関する重要な語句を書き出します。

例えば、株主総会の決議に関して必要得票数を聞かれている問題であれば、株主総会の決議は「普通決議」、「特別決議」、「特殊決議」に分類されるので、

p.123   普通決議   特別決議   特殊決議

といった具合にノートに書き出します。

そして、それぞれの下に必要な得票数を書きます。

もし、また同じような内容の問題に遭遇したときは、参考書を見ずにノートを見て回答してみます。もし回答できないときは、ノートに回答するだけの情報が書かれていないので、さらに必要な情報を追加します。

例えば、次は各決議での主な決議事項について聞かれたら、普通決議で決議できるのは「取締役の専任」などの情報を追加していきます。

注意点としては、ノートには多くの余白を残しておくことです。次に同じ内容に関する問題に遭遇したときに必要な情報を追加するからです。

これを繰り返していくと、最終的にノートには過去に出題された内容を解くために必要な情報のみに絞られており、よく出題される問題の内容についてはより詳細になっているはずです。

ある程度過去問をこなすことができれば、試験までの残り期間は、ノートで詳しく書かれている項目を重点的に勉強すれば基礎を固めることができます。

 

まとめ

・忙しいビジネスマンが資格取得のための勉強をする場合、アウトプット中心のアプローチのアウトプット中心のアプローチの方がより効率的
・アウトプット中心の勉強法は、よく出る問題を中心に効率的に勉強できること、長期記憶に残りやすいこと。

私が実践しているアウトプット中心の勉強法について紹介させていただきました。

みなさんの勉強の参考になればと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
トモヤ
副業が趣味になってしまったサラリーマンが趣味を語るブログ。 『Web制作』と『ブログ運営』に取り組んでいます。 【経歴】大阪大学大学院工学研究科卒業→某インフラ会社勤務→会社依存の生活を変えるため副業開始